大人になっても親と同居 「子供部屋おじさん」の本音 「一人暮らしする自信がない」

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1: 名無しのがるび 2021/08/10(火) 15:26:55.40

「こどおじ」「こどおば」という言葉をご存知でしょうか。
「子ども部屋おじさん/おばさん」の略で、大人になっても実家の子ども部屋に住み続ける未婚者のことを指すネットスラングです。
いわゆるニートや引きこもりとは意味合いが少し異なり、仕事をしている人もいるのですが、独立心に欠いた存在として、揶揄されるケースもあります。
一方で、高齢親の介護や経済状況とも関連する社会問題の側面もあります。

「こどおじ」「こどおば」と呼ばれる人たちの実態はどうなっているのか――。

弁護士ドットコムニュース編集部がLINEで「実家に住み続ける30代以上の未婚者(または独身)」の情報を募ったところ、
当事者から多くのメッセージが寄せられたので、その一部を紹介します(読者の名前はすべて仮名)。

なお、今回取り上げている「こどおじ」「こどおば」は、やむをえない理由から実家で暮らさざるをえない人(引きこもり、親から反対されて家にいる人、介護を理由にする人など)を対象としていません。
また、「こどおじ」「こどおば」は蔑称として使われることもあるため、望まずして親と同居・再同居している読者からは、
自分たちまで「こどおじ」「こどおば」という言葉でくくられることに不満を感じるという意見も寄せられています。
「こどおじ」「こどおば」問題を扱う場合、「実家から出たいのに出られない」ケース(経済問題など)と、「出られるけど、あえて出ていない」ケースを区別して考える必要があるかもしれません。

●家事が苦手で「こどおば」になった40代公務員

地方公務員の渡辺さん(40代女性)は、父親の持ち家で、60代の両親と暮らしています。
学校卒業後に一人暮らしもしましたが、仕事に馴染めず、生活が荒んだことから、2年もたずに実家に戻りました。

「両親からは出て行けとは言われたことがありません。一人暮らしの時の生活があまりに酷かったからかもしれません。
家事がままならないので、望んで実家に住んでいます」

ほとんど交際経験がなく、結婚は考えていません。年収は650万円です。そこから、1カ月の食費として5万円を渡しています。

3年前には、仕事を引退した父親の体が不自由になったそうです。

主婦の母親に心配をかけてばかりで申し訳ないと話す渡辺さんですが、
「将来両親が亡くなった時に、姉との相続で家を失うのではないかと、内心思うことはあります」との不安も漏らします。

●寂しい、虚しい。親と氏別して1人になった「こどおじ」

一緒に暮らしていた姉は結婚して出て行き、伯母や両親とは氏別。
父親が約3年前に亡くなってから、自分のほか誰もいなくなった生家で暮らす塾講師の高木さん(40代男性)は、
交際も結婚も一切しないまま、40代になった「こどおじ」です。

大卒後、就職に失敗し、警備員などを勤めたのちに、非正規雇用で20年以上、塾講師をしています。年収はおよそ300万円です。
家族がみんな健在だったころは、末っ子の高木さんには部屋がなかったので、一人暮らしを考えたこともあったそうです。
結局は家を出る必要性を見出すことができませんでしたが、理由を重ねてたずねると、「あえて言うなら、自信がなかった」と説明してくれました。

「バイトや派遣社員として働いてもミスして注意されてばかり。直そうとしても思うように直らずもどかしかったです。
父からも『お前みたいなのが一人暮らしなんてできるわけがない』と言われていました」
結果的には、独身のまま、「自分だけの空間」を手に入れました。
それでも、「もっと自由や快適さが得られるものだと思っていました。ですが、実際に感じているのは寂しさや虚しさでした」

非正規の不安定さや、孤独な生活に不安を感じているといいます。

「仕事面では、少子化となる世の中で学習塾が生き延びられるのかという不安があります。
生活面では、自分に何かあった場合、自分を養ってくれたり、看取ったりしてくれる人がいるのかという不安があります」

自信をつけるため、収入を増やすために、入会した複数の自己啓発セミナーの費用がかさみ、250万円程度の借金があることも不安の一因です。

(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d5d41ecfedc154ba89290c871d3f13a503bd0e9


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Source: ガールズVIPまとめ

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