中国、豪からの石炭輸入が減る→尿素の生産が滞り輸出制限→韓国でディーゼル触媒が不足して物流ピンチ

1: ファイナルカット(東京都) [TW] 2021/11/04(木) 19:30:15.75 ID:J9OzKpHZ0 BE:279771991-2BP(1500)
尿素水は尿素の水溶液である。 尿素水の原料である尿素は、石炭からアンモニアを抽出して作られる。尿素は軽油自動車から排出される大気汚染物質である窒素酸化物を除去する “尿素水” の原料として使われる。尿素水は貨物車・バスなどに義務的に装着する窒素酸化物低減装置に入る必需品で、国内ではロッテ精密化学、ヒューケムス、KGケミカルなどが輸入した尿素を活用して尿素水を生産する。

昨年、国内で売れた尿素水量は2億476万9725リットル。 最近、軽油車を購入したり車に関心が高ければ尿素水がどのように使われるかは分かるだろうが、その大半が何に使われるものかも知らない希少化学物質だ。

昨年基準で国内で2億リットル以上消費された尿素水の価格が急上昇したのは、国内の尿素輸入量の大半を占める中国からの輸入が難しくなったためだ。
貿易協会の輸出入統計によると、昨年韓国が輸入したその他の用途の尿素(自動車用)のうち88.5%は中国産だ。 この割合は今年1~9月にはさらに高くなり、97.7%まで上昇するほど中国依存度が絶対的だ。

中国は石炭からアンモニアを抽出し尿素を生産しているが、最近、電力難が深刻化し石炭供給が不足すると、先月15日から自国の尿素製品への輸出検査を強化し、事実上、輸出を禁止した。

現在、関連業界では中国の輸出制限が続けば、国内メーカー各社が保有している尿素の在庫が1ヵ月で底をつくだろうと見ている。 現在は在庫で持ちこたえているが、今月末ごろになると尿素水の生産が難しく、12月になると市場でも在庫切れになることを懸念している。
尿素水の混乱が続くと、政府は中国に協力を要請することにした。

政府は同日の会議で、最近軽油車の運行に影響を与えている尿素水の供給問題と関連し、国内尿素水の在庫物量や尿素需給状況などを点検した。

政府は、必須物量についてはまず尿素輸入を再開できるよう、中国政府の協力を要請している。 政府は、国内需要企業別要請物量の輸出検査進行状況などの詳細な現状を把握し、中国側に迅速な検査進行を要請することにした。

中国尿素の輸出検査義務化措置が長期化する可能性にも備えるため、ロシアなど多様な国家を対象に尿素輸入先を多角化する方法も検討している。 ただ、ロシアの場合、現在注文しても来年初めに供給が可能となり、数ヵ月の空白は避けられない。
http://enjoy-japan-korea.com/archives/11325961.html

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Source: おーるじゃんる

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