中国ロケット残骸、無制御で落下 最大級の宇宙ごみ、米が批判米軍は30日、中国が自国の宇宙ステーション関連施設の打ち上げに使った運搬ロケット「長征5号B」の残骸が、インド洋上空で大気圏に突入したと発表した。中国当局は31日、落下地点はフィリピン近海だと発表。EUの監視ネットワークによると、人口密集地から離れた場所に落下するよう制御されていなかった。
残骸は長さ30メートル、重さ17~23トンとみられ、近年落下した宇宙ごみとしては最大級という。米航空宇宙局のネルソン局長は「中国が具体的な軌道情報を共有しなかった」と批判した。中国当局は「大部分は大気圏突入の過程で燃え尽きた」と説明した。
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Source: おーるじゃんる